先週、お盆でお墓参りに行ってきた。
コロナのため片道3時間をクルマでとんぼ返り。
密を避けてコンビニと道の駅で休憩しただけの「弾丸お墓参りツアー」
なかなかしんどかった。
そんな行く先々で、いろいろなバイクとすれ違った。
ホンダCB1300やハーレー軍団、横をすり抜けていくBMW R1200GSやYZF-R1。
「やっぱり大型は格好えぇ〜な〜🤤」
ヤマハ XSR900
世間でいうところのお盆休みは外れていたので渋滞は避けられたが、颯爽とクルマの横をすり抜けられると、つい「バイクはえぇなぁ」と思ってしまう。
そんな折、目に付いたXSR900。
実車を見たのは初めてだったが、RZ250を彷彿とさせる赤白のツートンカラー!
なかなか良い感じだ。
肩の力も抜けていて走る姿もサマになっていた。
おそらくバイクこそ新車だったが、ベテランライダーなのだろう。
今まで購入候補にも上がってこなかったXSR900。
こんな風に乗りこなせるなら、十分検討する価値がありそうだ。
ダウンサイジングするんじゃなかったのか?
つい先日まで、モンキー125 やZX25Rを本気で購入しようと目論んでいた。
が!ホントの本音は「大型バイクが欲しい!」だった。
薄々気付いてはいたが、どうやらダウンサイジングはしたくないらしい🤣
・バイク本体が安い
・任意保険が安い
・消耗品やカスタム費が安い
・取り回しが楽
・扱い切れるパワー
・構えなくても気軽に乗れる
メリットばかりが際立つダウンサイジング。
特に金銭的なメリットは、購入費用から維持費に至るまで大型バイクとは比べ物にならないくらい安いのだ!
子供にお金が掛かるお父さん世代ならお分かりだと思うが、いちいち走るたびに金銭的な負担がチラつくようなバイクでは楽しめない。
ここは我慢してダウンサイジングする方が、責任あるお父さんとしては正しい選択なのだろう。
メリット沢山のダウンサイジングに欠けている1番大切な要素
メリットばかりつい目がいってしまうダウンサイジングだが、たったひとつ欠けている要素がある。
バイクを購入する時にもっとも大切とされる要素だ。
「乗っている自分が格好良いと思えるか?否か?」
である。
「馬鹿かお前は?」そう思った諸兄は聡明な頭脳の持ち主なのだろう。
"バイクなんてクソの役にも立たない乗り物にお金を掛ける上に、大型バイクを購入して家計を圧迫するなんて言語道断!
どうしても乗りたいなら、せめてお小遣いの範囲で乗れるバイクにすべき!"
とまあ、普通に考えたらそうだろう🤣
ところが、頭のネジが何本か飛んでいるバイク乗りなら、「自分の姿が格好良いと思えるバイクに乗らずして、何のためのバイク乗り也!」なのだ。
見栄っ張りと言われようが思い込みと言われようが、大型バイクは文句なしに格好良いと思ってしまったのだから仕方がない。
で?どうすんのよ?
とはいえ、ここで性急に「大型バイクを買ったるでぇ!」とはなかなか出来ない。
色々金銭シミュレーションをしなければいけないのだ。
はやる気持ちを抑えている。
即決即断でバイクを買い続け、今まで散々痛い目に遭っているからだ。
せっかく、リターンライダーを目指してこのブログを立ち上げたのだ。
相応しいバイクをじっくりと選びたいと思う。
若い頃と違って、乗れない時間を我慢することは大したことではない。
むしろ、乗りたいという気持ちが薄れてしまうことの方が我慢ならない。
・クルマの方が便利じゃね?
・バイク買って何すんのよ?
・バイク買う金あったら貯金しろよ!
・歳なんだから乗りこなせないだろ?
そんな声が聞こえてくるのだから困ったものだ。
今夜も、ネットでバイクカタログを開らきながら、悶々とバイクに乗っている姿を想像しながら眠りにつこうと思う。